茅ヶ崎市国際交流協会主催・茅ヶ崎市共催  外国人による日本語討論会
ニッポンのここが困る!
ここが不思議!?

 

日本に住む外国人が日頃感じている素朴な疑問など、身近なテーマについて語り合う
「外国人による日本語討論会」が、2006年3月26日、茅ヶ崎市役所分庁舎で開かれました。 

これまで、在日外国人による「日本語スピーチコンテスト」を開催してきましたが、今回は趣向を変え、
スピーチの優劣を競うことなく幅広い意見交換を行うことになりました。

当日は約60名の参加者があり、13名の出場者のほか会場からも
たくさんの意見が上がりました。

 日本語がなかなか上手にならず、病院で説明するのに困る。
 子育てと言葉が心配。子どもが幼稚園に入るときのことを考えると…。
 インドネシアでは民族ごとに習慣が違い、私は姓がなく名前だけ。
        日本の書類には名前を二つに分けて書くが、よい気持ちではない。
        結婚したら名前がどうなるか不安…。
 驚いたのは女性専用列車です。
 電車の中で化粧したり着替えたりするのにびっくり!
 大人がマンガを読んでいるのが不思議。
 中国人は Yes,No をはっきり言うが、日本人の言いかたは分かりにくい。
 日本人は行列などで忍耐強い。でも、よく走るのも不思議?
 アパートを借りるときに、なぜ敷金を払いますか?
 イスラム教徒だと、豚肉の入ってない料理を選ぶのに苦労する。
 日本の家に誘われると断るのが難しい。
        おみやげを持っていく習慣もあるし…。
 夜桜を見に行ったら、先輩が酔っ払ってパンツ1枚で踊り出した。
    翌日は真面目に働いている。同じ男だというのが不思議!
 日本語の “いいです” は、分かりにくい言葉ですね。
 お医者さんの話す内容が分からなくて困りました。
 女性の裸が載っている雑誌が多いですね。
 混浴のお風呂があると聞いてびっくりしました。

このほかにも数多く、外国人から見たさまざまな
 「不思議」 「困ること」 がクローズアップされました。
会場からもたくさんの意見が出て、話題がふくらみました。

中国、インドネシア、マレーシア、カンボジア、香港、イラン、ペルー、
パラグアイなど、それぞれ発言者のお国柄も披露され、
興味深い内容となりました。

以上、茅ヶ崎市国際交流協会発行機関誌 「フレンドピア」 から転載

 

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