IACチャリティコンサート2007 (第2回)


岡田乃野子ヴァイオリンリサイタル

岡田乃野子
田口寛
: ヴァイオリン
: ピアノ

2007年9月1日(土)14:00〜
アレセイア湘南中学高等学校
「賀川村島記念講堂」

主催 茅ヶ崎市国際交流協会
後援 学校法人平和学園、国際ソロプチミスト茅ヶ崎

 当協会主催のチャリティコンサート2007年度第2弾として、「岡田乃野子ヴァイオリンリサイタル」が9月1日、学校法人平和学園アレセイア湘南中学高等学校「賀川村島記念講堂」において開催されました。このコンサートには学校法人平和学園、国際ソロプチミスト茅ヶ崎が後援してくださいました。
 岡田乃野子さんは平和学園出身のヴァイオリニストで、主に米国で活躍されています。当日はニューヨーク・ジュリアード音楽院時代の学友である田口寛さんのご協力も得て、素晴らしい音色を会場一杯に響かせてくださいました。
 約300名の聴衆は、その演奏に魅了されました。

−プロフィール−
岡田乃野子さん:茅ヶ崎に生まれ、平和学園小学校、北鎌倉女子学園音楽科を卒業後、ニューヨーク・マネス音楽院およびジュリアード音楽院を卒業。現在、サウスカロライナ州チャールストン交響楽団のヴァイオリン奏者
■田口寛さん:ニューヨーク・マネス音楽院卒業後、2006年メリーランド州立大学博士号取得。現在は活動をカリフォルニア州ロスアンゼルスに移し、ソロの他、室内楽、伴奏等の演奏活動をする一方、コンクール審査委員として各州に招かれている。

 

−演奏曲目−
ヘンデル ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調作品1の15
サン=サーンス ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調作品75
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24「春」
ガーシュイン 歌劇「ポーギーとベス」より

 

▼お二人の楽しいお話も ▼開演を待ちながら ▼休憩時間に歓談
▼オリジナルTシャツを販売 ▼ソーイングボックスの手作り品販売 ▼休憩時間に歓談

コンサート終了後、岡田乃野子さんのお母さま(当協会会員)が、
コンサート実行委員のスタッフと共に、
ラオスの支援先を訪れました。

■ラオスの支援先を訪れて

 9月1日に行われましたチャリティコンサートの収益金の一部を届けるため、9月8日より1週間ラオスへ行ってきました。これは、以前から茅ヶ崎市在住で日本ラオス協会のA.Sさんを通してIACがラオスの子どもたちの支援をしているもので、今回は小学校にトイレを作る資金となりました。

 首都ビエンチャンから北へ車で4時間、デコボコ道を走った先に田舎の小学校がありました。私たちを大勢の子どもたちや先生、PTAの方々が待っていてくださいました。日本の昔を思わせるように子どもたちは素朴で、元気に眼を輝かせておりました。

 物質的、経済的には本当に貧しく、現金収入などほとんど無い人々ですが、校庭には牛や鶏が遊び、畑にはもち米が豊富にあり、樹々には果実が実り、魚はメコン川へ獲りに行きます。こうした自然そのままの生活を見て、ある意味では我々の食生活より豊かかもしれないと思いました。

 このままの自然を保ちながら、この国の人々がきちんと教育を受け、文化的に豊かに暮らせるように祈るばかりです。国が発展するということは、どういうことなのか、また、そのための援助をすることは非常に難しいと痛感しました。

 終わりに、今回の旅行をアレンジしてくださったA.Sさんに、深く感謝いたします。A.Sさんは、いつも直接現地の人々とふれあい、なにが必要かを自分の眼で確かめ、支援金を確実に有効に使ってくださっています。A.Sからも「次の機会には、現在の状況をご報告したいと思います。IACの皆様によろしく」と感謝の言葉をいただきました。 

茅ヶ崎市国際交流協会発行機関誌 「フレンドピア No.96」 から転載

コンサートの収益金は当協会海外支援に
使わせていただきました。

このコンサートは、沢山の方たちの
ご協力により実現しました。
みなさま、どうもありがとうございました!

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