今回は、カンボジアの歴史として約30年前に起きた
ポル・ポト政権による大虐殺についての説明と、
その虐殺がなぜ起こったか、そしてその後、現在、
カンボジアはどのような状況にあるのか、
さらに、最新のカンボジア経済の問題点等について
パワーポイントを使用して、約1時間、
色々な事例を織り込みながら、
非常に分かりやすく解説されました。
約20分間休憩の後の質疑応答の時間では、
出席者からのカンボジアの地理、経済状況、政治情勢、
日本からの ODA援助、国民性、食糧事情、宗教、
言語、食べ物等、熱心な質問があり、
先生から、昨年春と夏に現地調査をされたときの様子等を
入れて説明があり、予定の4時半に終了しました。
今日の講座で、カンボジアは、人口が約1300万人で
面積は日本の半分くらいですが、
土地が平らで水が流れにくい、
ベトナムに比べて、インフラが未だ整備されていなく、
政治的に未だ不安定な国で、隣国のタイの経済に
依存している、人材の育成が大きな取組みである等、
最近の状況が良く判りました。
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