青少年国際理解教育、円蔵中学校 2010年5月28日(金)

 2010年5月28日に円蔵中学校で行われた青少年国際理解教育を見学しました。

 この日は円蔵中学校では1日、『総合学習』の日で、学年毎に色々な学習が行われ、2年生が『国際交流学習』として、1クラス約20〜30人くらいに分かれて、今回はフィリピン、コロンビア、中国、韓国およびイランの5ヵ国の在日外国人の講師による授業を受けていました。


フィリピンのクラスでは、予定していた講師が家庭の事情で急遽帰国したため、中島理事が講師役となり、フィリピンの国の歴史や、産業、教育等の話をした後に、体育館に移動して、フィリピンのバンブーダンスを皆で楽しんでいました。
また、フィリピンの衣装が用意されていて、女生徒がそれを着て、バンブーダンスを楽しんでいました。
その後、また教室に戻り、先生にフィリピンに関する色々な質問をしていました。
      


■コロンビアのクラスでは、講師のロサさんが
コロンビアの国の様子をビデオで紹介した後、
フィリダラナという紙細工を指導していました。
 

 

中国のクラスでは講師の馬さんから中国の話や、中国語の言葉の意味の説明が行われていました。
また、お茶と月餅を楽しんでいました。
韓国のクラスは講師の李さんの指導により、調理教室で、キムパック(韓国風のりまき)の調理を学んでいました。また、男子生徒も含めて民族衣装の体験もありました。


 

イランのクラスでは、講師のパリナーズさんからイラン語の話やイランについての質問が行われた後に、
皆でイランのダンスを楽しんでいました。
    


 私は、青少年国際理解教育の見学は初めてでしたが、講師の方は授業に色々工夫され、また生徒は熱心に外国人の先生の話を聞いていました。 中学の先生も熱心にフォローされていました。
 午後には、各クラスから其々の国についての学習の発表があるとの事でしたが、私が中学生の頃には無かったこのような授業が行われていることは、色々な国に興味を持ち、今後国際交流の大きな力になるのではないかと思いました。

 
 ▼授業後に、図書室で講師と、世話をされている青少年国際理解グループのスタッフの方と一緒にお弁当を食べながら、授業の様子を聞いたり、また講師の方の日本での生活について話を聞くことが出来ました。 (TI記)

   

 

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