国際理解講座  「東アジアという難しい時空間を共に生きる」       2013年2月23日(土)
平成24年度第2回茅ヶ崎市国際理解講座

東アジアという難しい
時空間を共に生きる

2013年2月23日(土) 13:30−16:00
茅ヶ崎市女性センター・大会議室

講師 奥田孝晴氏
    文教大学国際学部教授

共催 茅ヶ崎市
    茅ヶ崎市国際交流協会

茅ヶ崎市男女共同参画課とIACが共催の、平成24年度第2回茅ヶ崎市国際理解講座が、
2月23日(土)に女性センター大会議室で開催されました。

今回の講師は、文教大学国際学部教授の奥田孝晴先生で、
テーマは『東アジアという難しい時空間を共に生きる』でした。

奥田先生は昨年度も、『現代中国と日本:どう捉え、どう関わり、どう交わるのか・・ 国際学の現場』
というテーマで講演をされましたが、今年は正に韓国と竹島、中国と尖閣諸島の領土問題が
話題となっている時期に、これらの国とより良い関係を作るにはどうしたら良いかについて、
日本と同じ敗戦国であるドイツと比較した話がありました。

また、近代日本国家の対アジア観(グランド・デザイン)はいかに形成されたか、また日本人とは何か、
更にこれからは東アジア共同体として生きて行く工夫が必要である等、非常にタイムリーで
興味深い講演でしたので、その後のQ&Aの時間では色々熱心な質問が多く出ていました。

なお、奥田先生の著書の『東アジア共同体への道』の第1章及び第2章の英語版が出席者の希望者に無料で贈呈されました。
(注:英語版は文教大学の国際学部の学生が先生の御指導で翻訳作業を行ったもので、全章完成するには、あと数年は掛かるとのことでした。)

                                                                                                               取材: IT(文と写真)

                                                                                                                                

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