漆原夫妻のカンボジア支援報告会                      2013年5月18日(土)


漆原夫妻のカンボジア支援報告会

2013年5月18日(土)、勤労市民会館CD会議室

 5月18日(土)午後1時から勤労市民会館で
カンボジアのオ―村で子供達の教育支援を行っている
漆原夫妻の現地報告会が約2時間行なわれました。

 ご夫妻は、カンボジアに滞在して、シエムりアプの街の近くにあるオ―村の小学校の児童を支援して、今年で
約8年になるとのことでしたが、パソコンとプロジェクターを使用して、最近の状況について色々な映像で詳しい説明が
ありました。

 カンボジアは日本の半分の土地で、人口が10分の1の国で、首都プノンペンでは、
最近、海外の企業が進出して急速な変化があるが、周囲の農村は殆ど変化がなく、
学校に行きたくても、学校が近くになかったり、交通手段がないため行けないとか、
更に児童労働のため等色々な事情で学校に行けない子供が多いとのことでした。

 まだ地雷がジャングルには多く残っているので、カンボジアは危険な国と言う印象があるが、
ジャングル以外の場所では地雷はないので安全であり、
最近世界遺産であるアンコールワット等を見るために日本からの観光客が増えているそうです。

 IACから毎年10万円の支援金や衣料等を贈って戴き、大変役になっているとの
お礼の言葉がありましたが、支援金については、学費不足で学校に行けない子供に
毎年奨学金をだして援助しており、今年はなんと8人の生徒が高等学校を卒業できたそうです。

 また、4〜5歳児は何もすることがないので、小学校に集めて、絵を描いたり、
音楽を教えたりしており、送られて来た衣料は4月のカンボジアの正月や12月のクリスマスの時に、
プレゼントして、大変喜ばれているとのことでした。

 最後に、日本からはIAC以外に、支援している友人も多く、
支援活動が支えられているが、今後大きなプロジェクトを
作るつもりはなく、ご夫妻が直接子供達にできる支援を
今後もできる限り、続けて行きたいとのことでした。                                   

取材:IT(文) 、IS(写真)

漆原夫妻の「通信」はこちらからご覧になれます。

 

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