国際理解講座 「ヒマラヤに響くチベットの歌声」       2013年11月2日(土)
 
国際理解講座

ヒマラヤに響くチベットの歌声

2013年11月2日(土)
13:30−16:00
茅ヶ崎市役所分庁舎コミュニティホール


 
 茅ヶ崎市国際交流協会と茅ヶ崎市が共催の
平成25年度第1回国際理解講座が、11月2日(土)
13時30分から、市役所分庁舎6階コミュニティーホールで
開催され、約80名の市民が参加されました。

 今回は、『ヒマラヤに響く チベットの歌声』と題して、
チベット文化研究所教育福祉基金(NPO)理事の
リンジン・ギャリ・野口さんによるチベットの文化の講演と
ソナム・ギャルモさんのチベットの歌の演奏でした。

 講演の前に、『ヒマラヤを越える子どもたち』という映画の上映がありましたが、
これは、チベットの両親から別れてヒマラヤの雪山を越えてインドへ亡命する子どもたちの
苦難の旅の様子を伝える映画でした。

 リンジン・ギャリ・野口さんは、1959年に法王ダライ・ラマがインドに亡命した後を追い、インドに亡命し、その後、
日本に来日して24年目とのことでした。
 日本の大学等でヒマラヤ文化やチベット語の講師をされていますが、チベットの物を紹介しながら、
チベットの歴史や文化について、講演されました。

 1959年に、中国の自治区となって以来、色々な問題があり、チベットから亡命する人が多い事こと等もあり、
支援を訴えていました。
 マスコミ等で報道される中国が抱える多民族の問題を身近に感じました。

 ソナム・ギャルモさんは、2003年に留学生として来日して、現在は会社員ですが、
福島桃子さんのインド楽器(タブラ)の伴奏でチベットの歌を演奏されましたが、
チベットの歌を聞く機会はないので、非常に興味深く聞きました。

 休憩時間には会員の方のお手製のチベットのお菓子等が並べられて、参加者は楽しんでいました。

講師のリンジン・ギャリ・野口さんが祖国の現状を訴えるスピーチに参加者も感動 

 

共演者のソナム・ギャルモさんが唄う透きとおるようなチベット民謡に観客もうっとり

 

チベットの菓子「カプサ」の試食に講座参加者が行列

 

質疑応答

 

講座次第と出演者紹介は、こちらでご覧いただけます。                                                

取材: IT(本文、写真)、NS(写真、写真説明) 

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