2022年6月16日

マケドニア民話の日本語版制作に参加して

2020年秋に北マケドニア交流グループが日本語版の制作の一部に参画したマケドニア民話の本が2022年3月に完成し、4月に市内の小学校や市立図書館に寄贈されました。

この本が発行されたことの発端は、茅ヶ崎市が2020年東京オリンピック・パラリンピックに選手を派遣する北マケドニア共和国のホストタウンに2019年4月に登録されたことでした。更にこの年の秋に、在日同国大使館のイヴァン・カランフィロフスキー臨時代理大使が茅ヶ崎市民文会館で開催の茅ヶ崎市民文化祭を見学された折に、茅ヶ崎市市文化団体協議会(文団協)の事務局の方が茅ヶ崎市の民話を紹介した事が縁でした。

翌年9月に、文団協の事務局から英語版のマケドニア民話8冊のうち1冊(英語タイトル:The Girl and the Twelve Months)の日本語版の翻訳の依頼が当グループにあり、メンバーが日本語版のタイトルを『少女と12の月の精霊』と名付けて翻訳を行い、10月に文団協に原稿を提出しました。

その後、今年3月末に日本語訳のマケドニア民話8話が収録された本が発行され、4月に30冊が市内の小学校及び茅ヶ崎市図書館に寄贈され、IACは協力団体として1冊受領しました。

なお、『少女と12の月の精霊』については、文団協から2020年度オンライン市民文化祭のミニシアター部門の『紙芝居・朗読』に参加要請があり、メンバーで相談した結果、紙芝居で参加することを決めました。民話に基づいた紙芝居の絵をメンバーで分担して製作し、紙芝居としての練習は会員のマンションの集会室を借り、効果音をどうするか等を相談・工夫しながら、数回行いました。

最終的には、2021年3月に茅ヶ崎市民文化会館・ミニホールでのオンラインの収録にはメンバー5人が役割を分担して出演しました。

この動画は近く、茅ヶ崎市役所のYou Tubeで見られる予定です。

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