8月2日(土)、厳しい猛暑のなか、茅ヶ崎のレンタルキッチンに大人・子ども合わせて約20名が集まり、「肉まん(包子=パオズ)」作りの料理教室が盛況のうちに開催されました。

講師は中国・瀋陽出身で、日本在住20年以上の馬(マー)さん。馬さんの肉まん作りの活動の輪は広がり、以前には茅ヶ崎市の中学校で肉まん作りの指導をし、生徒たちにも好評だったそうです。

教室はまず皮作りから始まります。参加者たちは「生地が手にくっつく」と苦戦しつつも楽しみながら作業し、発酵させ、麺棒で伸ばし丸く成形します。馬さんの手際のよさに歓声が上がりました。

具材作りでは、豚バラ肉を包丁で細く切り、ネギが食感のアクセントになり、生姜汁と醤油で味付けします。参加者はスプーンでたっぷりの具を皮に包み、蒸し器へ投入。

休憩タイムでは、持ち寄った料理を囲んで和気あいあいと交流が生まれました。ペルーの手作りおやつを持参したご家族には「これはどうやって作ったの?」などと質問が飛び交い、関西のローカルスナック「たこせん」を提供してくれた女の子もいて、子どもたちが自分でトッピングを選べる「たこせん屋さん」が即席で開店し、盛り上がりました。

いよいよ蒸し上がりの瞬間。湯気の中から現れたぷっくり艶やかな肉まんに「わぁ、美味しそう!」の声が上がります。「いつもと違う!」「具がごろっとして美味しい!」と大満足で、子どもたちは2〜3個も平らげるほどの人気ぶりでした。
肉まん作り202508

馬さんの段取り力と、参加者の協力(洗い物や片付け)によって、無事に終了しました。厳しい暑さの中で、人の集まりが心配されましたが、蓋を開ければ 大盛況。疲れなんて一気に吹き飛び、パワーがあふれてくるようでした。家族の「夏の思い出」として心に残ることを願っています。

今後も国際色豊かな“食のイベント”を続けていきたいと思っておりますので、外国につながる方でご協力いただける方がいらっしゃれば、ぜひご紹介いただけると嬉しいです。

国際交流子育てサークル