10月2日、サポセンが企画するボランティア塾に参加しました。このボランティア塾は鶴高校の1年生を対象にほぼ毎年授業の一貫として行われ、生徒たちは興味を持ったボランティア団体の授業に自由に参加できます。今年のテーマは「高校生の未来へのきっかけづくりに向けて」で行われ、市内18のボランティア団体が参加しました。

IACは「多文化共生社会を実現しよう」というテーマで佐藤理事長とともに参加し、合計47名(2コマ)の参加がありました。私は特に、なぜIACで活動しているの?について、その想いを話しました。

ボラ塾鶴嶺高校2025

ウクライナ侵攻が始まった2022年の夏の暑い日、冬服のウクライナの避難民親子に市役所前広場で会った時に、IACがいろいろと援助しているの知り、IACに入会しました。その会則に“地球市民として共生をめざし、協力・連帯・友好・交流・理解を促進し世界の平和に寄与するとあり、これだと思いました。

いま世界が対立・分断・排斥の構図になり、共生という考えが後退しているように思ったからです。共に生きて行きましょうという考えの方がいいなと思ったからです。対話、交流、相互理解、相互尊重により誤解、不言感、偏見、差別のない社会が築けないかと考えたからです。

「和と以って尊しとなす」と言う日本初の憲法の第一条に記されたこの言葉が、良いなと思ったから。「みんな違って、みんないい」その方がいいと思ったからです。「どうしたら共生社会は築けるの?」「どこから、だれと始めたら良いのか?」と考えた時、足もとの茅ヶ崎から、外国人と共に始められたら良いと思いました。「どのように?」、相互理解を深め、外個人市民がスムーズに地域社会に溶け込める環境をつくり、言語や生活をサポートすれば良いかなと考えました。

外国人との共生には、言葉、制度、心、文化、アイデンティティなどの壁あると言われていますが、その壁を越える第一歩として、「外国籍市民交流会」をお互いに対等な関係で「共につくる・共に支え合う」という言う考えでやりたいと考えています。そして、地域の共生から世界平和〜と言う想いで、Imagine all the people livin” life in peace(ジョンレノンのImagine)を歌って終わりました。

島田順司